阪神・高寺 堂々遊撃スタメン 藤川監督コンバート明言一夜明け守備機会8度「やるからには責任を持ってやるだけ」

 「フェニックス・リーグ、巨人0-1阪神」(26日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

 勝負はすでに始まっている。阪神・高寺望夢内野手が遊撃で8度の守備機会をこなした。前日25日に藤川監督がコンバートを明言した中、意欲は十分だ。

 「やるからには責任を持って、やるだけかなと思います」

 22日の巨人戦(SOKKEN)では五回に左翼から遊撃に守備変更したが、この日はスタメンで出場。初回から遊ゴロを難なくさばいた一方、小雨が降り始めた八回にはイレギュラーバウンドした打球を取り損ね失策となった。「言い訳にならないですけど、グラウンド状況とか、そういうのにも対応していかなきゃいけない」と反省。九回には遊ゴロ併殺を完成させるなど二塁手との連係も含め感覚を養った。

 遊撃手として入団した高寺にとって本職に再挑戦となる。今季はキャリアハイを大幅更新する128試合に出場したが、26試合で左翼、42試合で中堅と外野が中心。遊撃での出場はなかった。「感覚とかも戻しつつ、見え方も(送球などの)距離も全然違うので、実戦機会はあと2試合ですけど、しっかりやりたい」とレベルアップを図る。

 指揮官は若虎たちに「非常に高い位置での向上を見込みたい」と奮起を期待。高寺も「やりがいはある。守備ももちろん、バッティングでもアピールできるように」と思いに応える覚悟だ。今季は幅広い役目を担ってきた24歳。次は定位置を勝ち取るべく、鍛錬を重ねる。

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