【谷佳知氏の眼】3戦連続完封負け阪神に第4戦で大事なのは 短期決戦は勢いがない方が負ける
「JERA CSセ・ファイナルS・第3戦、阪神0-4DeNA」(16日、甲子園球場)
阪神が3戦連続完封を喫して後がない状況に追い込まれた。
第4戦で大事なのは、まずチャンスを作ること。塁に出れば動かしていくことも重要になるが、早めに仕掛けて、先発を崩さないことには始まらないだろう。
追い込まれても粘って四球を選ぶのはシーズン中の戦い方。積極的に早めに打ちにいくべきだろう。短期決戦は勢いがない方が負ける。早めに打っていき、先制をしなければズルズルといってしまう。
この日の先発の片山とは初対戦で、打者はボールの軌道が分からず追い込まれている感じで、うまく対応ができていなかった。第4戦の相手先発はエースの東だ。好投手であることは間違いないが、これまでに対戦を重ねているだけに、打ちにいきやすいはずだ。
藤川監督がキーマンに指名した近本の状態も良くないし、佐藤輝、森下の主砲2人が不在でホームランでの得点は難しい。2人の不在を埋めようと大山は重圧を感じているように見えるし、みんなの調子が良くない。1番で立石を起用したが、三振があれだけ多いと使いづらい。
なかなかタイムリーが生まれる状況を作れないが、負けたら終わりだ。代打で出場した森下のコンディション不良がどの程度のものなのか分からないが、チャンスを作ることができれば、当然ながら出番は出てくるだろう。投手陣はよく頑張っている。打たないことには勝てない。野手陣が流れを変えていくことに期待したい。(デイリースポーツ評論家・谷佳知氏)
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