関西大の宮本名誉教授が試算 阪神V経済効果は1051億円 昨年に比べやや盛り上がり小さく

 阪神がセ・リーグ連覇を達成した経済効果が、約1051億円に上るとの試算を関西大の宮本勝浩名誉教授(81)が5日、明らかにした。2年ぶりに優勝した昨年(1084億円)と比べると、盛り上がりがやや小さくなった。

 関西地域が946億円近くで大半を占めた。経済効果は球場を訪れた観客の入場料や飲食費、グッズ代に加え、祝杯を挙げるファンの飲食費、百貨店の祝賀セールなどから算出した。百貨店や商店街などで実施される優勝セール関連での売上増加額は約45億円と想定。大阪での祝賀パレードが実施された場合の見物客の交通費なども含まれ、パレード関連での消費額はおよそ10億5千万円とされた。

 宮本氏は、昨年より経済効果が下回った理由について「インフレの影響で、阪神ファンの飲み代の増加額、百貨店・スーパー、商店街などでの売上額が期待したほど伸びない」こと、さらに「久しぶりに優勝したときはファンの盛り上がりは非常に大きいが、一般的に連続優勝のときには盛り上がりがやや小さくなる」ことを指摘。また、世界や日本の政治、経済、安全保障の不安感による消費減速も挙げた。

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