大谷翔平、打順〝降格〟の可能性 ロバーツ監督「その考えはある。その場合はショウヘイに理由を説明する」課題を指摘し、復調に期待 あす第3戦の相手先発は"天敵"左腕セール
「ナ・リーグ地区シリーズ、ブレーブス-ドジャース」(6日、アトランタ)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督があす6日(日本時間7日)のシリーズ第3戦を翌日に控え、敵地で記者会見。シリーズ2試合で打率・250(8打数2安打)、レギュラーシーズンから20戦94打席連続ノーアーチの大谷翔平の復調に期待を寄せる一方で打順降格の考えがあることを明かした。
ロバーツ監督は米メディアから大谷が本来の力を足し切れていない原因を7月に負傷した右上腕二頭筋の状態か、負傷者リストから復帰後の実戦不足かを問われ、「両方だと思う。ポストシーズン前の打席が5試合しかなかったのも一つだし、状態が100%ではないのも一つだ」と分析する一方で、「ストライクゾーンの見極めがもっとできるはずだ。ボール球に手を出すと結果を出すことは難しい。そこはショウヘイだけでなく、すべての打者が分かっている。ゾーンの見極めが課題になってくるが、少し力みすぎている部分はあると思う」と、前日の試合後と同じ課題をあらためて指摘した。
大谷は8月18日のロッキーズ戦で6年連続30号を達成した後はポストシーズン2試合を含め、20戦94打席で本塁打が出ていない。しかし、その一方でバットスピードはMLBトップクラスの時速134キロを計測するなど、本来の姿を見せ始めている。
昨年のポストシーズンではフィリーズとの地区シリーズ4試合では打率・056、0本塁打、OPS・206と苦しんだが、一転、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズでは打率・357、3本塁打、OPS1・643と爆発。あす以降の大谷の打撃について問われると、指揮官は「バットスピードや走塁を見る限り、その可能性はあると思う」と予想し、復調への期待を口にした。
会見では大谷の打順についても言及。けがから復帰後は相手先発が左の場合は1番にベッツを置き、大谷を2番に下げているが、「それ以上、下げることはあるかと聞かれれば、その考えはある。その場合はもちろんショウヘイにその理由を説明するよ」と話した。
あす第3戦のブレーブスの先発はエース左腕のセール。過去の対戦成績は打率・200(15打数3安打)、OPS・517に抑えられている。勝てばシリーズ突破に王手をかけ、負ければ崖っぷちに立たされる。大谷がシリーズの行方のカギを握る。
