圧巻完封の楽天・前田健太 お立ち台で日本ハムファンに呼びかけ「CS頑張って下さい!来年は勝つので…」敵地から拍手がわき起こる
「日本ハム0-6楽天」(24日、エスコンフィールド)
楽天・前田健太投手が圧巻の投球を披露し、2安打完封勝利。初回、右腕に打球直撃のアクシデントがありながら、NPBでは4416日ぶりの完封劇で5勝目を飾った。日米通算170勝となった。
アクシデントがあったのは初回2死。野村のライナーが右上腕に直撃し、苦悶の表情を浮かべた。打球は強襲安打となり、トレーナーがマウンドへ。上腕が赤くなっていたが、前田はベンチにすら下がることなく、そのままマウンドに立ち続けた。敵地からも大きな拍手がわき起こった。
2死一塁から万波を右飛。野村から頭を下げられ、笑顔で応じる様子もあった。
状態も心配されたが、二回以降はその不安を一蹴する快投。二回2死から4者連続三振を奪うなど直球、変化球のキレ、制球力ともに抜群だった。
被安打2無四球9奪三振の快投。前田がNPBで完封勝利を飾るのは、2014年8月22日・阪神戦以来となった。
敵地でお立ち台に上がった前田は「嬉しいです。あと、エスコンでの試合が最後、ヒーローインタビューないと思ってたので、びっくりしていますが、ここに立ててうれしい」と笑み。初回のアクシデントに「昨日延長でたくさんピッチャーを使っていたので長いイニングを投げないといけないと思っていたが、初回に当たってしまった。中継ぎ陣の顔がよぎったが、最後まで投げ切ることができて良かった」とチームメートを思った。
NPB復帰1年目、勝ち星は5勝ながら安定感が際立つ。要因について、「味方の守備に助けられたり、配球に助けられたり、サポートしていただいている。そのおかげかなと」と仲間に感謝した。
インタビューので締めでは日本ハムファンの方向を向き、メッセージ。「まずはファイターズファンの皆様、CS頑張ってください!イーグルスは今年、なかなか勝てなくて悔しかったですが、来年は絶対僕らが勝つので、またいい戦いをしましょう。残り頑張って下さい」と呼びかけ、大きな拍手がわき起こった。
さらに、楽天ファンへ「イーグルスファンの皆様!いつもビジターでもご声援ありがとうございます。本当に力になりました。九回も声援に背中を押されました。皆さんの声援で九回を投げ切ることができました。ありがとうございました!」と感謝の思いを伝えた。
