阪神・元山「めっちゃプラスやった」元気印が3打点 出場機会つかめなくても腐らず誰より声出し 転機は西武時代の鳥越ヘッドの言葉
「阪神8-1DeNA」(20日、甲子園球場)
阪神は快勝で、首位陥落と優勝マジック消滅を阻止した。元山飛優内野手(27)が四回に1点を先制後、2死満塁から一塁強襲の2点打を放つなど、移籍後最多となる3打点の活躍。好守も連発した虎のムードメーカーが勝利に導いた。巨人とはゲーム差なしのデッドヒートが続くが、マジックは一つ減って「11」となった。
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移籍1年目。ケガでの出遅れに加え、復帰してからも、なかなか出場機会をつかめず、シーズン序盤は1軍と2軍の行き来が続いた。モチベーションを保つのも難しい状況に思えたが、元山は腐らない。2軍の試合では誰よりも声を出した。
元々はベンチで、声を張り上げるようなタイプではなかったというが、西武時代に大きな転機があった。鳥越裕介ヘッドコーチから「(試合に)出ない中でも声を出しておけ」と言葉をかけられ、意識的に出すようになった。
初めは半信半疑でも、声を出すことで、見えてなかったものが見えるようになった。「試合の見方も変わって、めっちゃプラスやった。西武をクビになった時も、鳥越さんから『阪神でもそのスタイルでいけよ』って言われて、今では意識しなくても出るようになった。一つの武器にはなったかな」。移籍1年目ながら、元気よく声を出した。この日の試合後、藤川監督が「出てない間のゲームに入っているかのような声がいきますから。これは阪神のこれまでの選手、若い選手も非常に見習わなければいけない」と称賛。明るいキャラクターとして、試合に出る出ないに関係なく、ベンチを盛り上げている。
「今が一番楽しい」と充実の日々を送る元山。虎の元気印は、チームのために声を張り上げる。(デイリースポーツ・滋野航太)
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