阪神・中野 2番復帰、唯一マルチでチームにゲキ「割り切って、思い切ってやるだけ」
「阪神0-1中日」(13日、甲子園球場)
試合後、阪神・中野拓夢内野手は立ち止まって、チームを鼓舞するように強い言葉を発した。優勝争いの重圧は選手にしかわからない。「そこで小さくなりすぎてるのもあると思う。割り切って、思い切ってやるだけ。気負うことなく、個人個人がチームのためにやれれば」。5連敗にも前だけを向いていた。
2番に復帰し、四回1死では快足を飛ばし、チーム初安打となる内野安打。九回にも先頭で左前打を放ち、相手先発の高橋宏の攻略に尽力した。結果的に唯一のマルチ安打にも「チームの結果が全てなので」と喜ぶことはない。それよりも、現状を打破しようと打線一丸での連敗ストップを誓った。
「投手に負担をかけさせてしまっている。野手で投手を楽にできる展開を作れれば」
自身が経験した、過去2度の優勝は独走態勢だった。残り18試合で2位の巨人とは0・5ゲーム差。プレッシャーがない方がおかしい。「切り替えるしかない。チームとして引きずっていたら、どんどん悪い流れになってしまう。あまり重圧に感じず、今までやってきたことをやればいい」。とにかく前へ、己にもナインにも言い聞かせていた。
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