阪神・村上 5回1失点も「本当に情けない」104球で交代 次戦は中5日で18日広島戦有力「良い投球ができるよう」
「巨人1-0阪神」(12日、東京ドーム)
窮地を乗り越えるたび、グラブをたたいた。丁寧に、最善の1球を選択しながら腕を振った。だが、重かった1点。自身8敗目を喫した阪神・村上は、敗戦の責任を背負った。
「本当に情けないピッチング。点を与えなかったら負けることはないので、それだけです」
エースにとって許せない失点は、二回だった。安打と四球などで招いた1死一、三塁のピンチ。1ボールから松本に内角低めツーシームを捉えられて左翼線に先制の適時二塁打を浴びた。決して甘い球ではなかったが、「結果なので。もっとキレがあれば…とか、そういうのがある」と右腕。打線の援護にも恵まれず、これが決勝点となった。
それでも最後まで粘り、勝利への望みをつないだ。0-1の五回には先頭・浦田に右前打を許すも、続くキャベッジを一ゴロ併殺。最後はダルベックをチェンジアップで空振り三振に斬り、雄たけびを挙げた。試合前時点で16打数5安打(3本塁打)と相性が悪かった助っ人に、この日は仕事をさせず。5月1日・巨人戦以来、今季2度目の五回降板となったが、最少失点で踏ん張った。
104球で交代となり、次回は中5日で18日・広島戦(甲子園)に先発することが有力。「来週また良い投球ができるように、もう一度やりたい」。悲願の連覇へ、下を向いている時間はない。
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