阪神・立石 大一番で緊急招集!あるぞ先発出場 対巨人戦打率・409 竹丸撃ち任せろ「初球からアプローチしたい」

 阪神の立石正広内野手(22)が11日、甲子園球場で行われた1軍の全体練習に合流した。ルーキーは12日にも1軍登録される見込みで、同日の敵地東京ドームで行われる、2位・巨人との首位攻防戦にスタメン出場する可能性も高い。森下翔太外野手(26)、佐藤輝明内野手(27)、大山悠輔内野手(31)とともに、ドラ1カルテットで竹丸に襲いかかる。

 長く降り続けた雨がやみ、日差しものぞいた甲子園に立石が姿を現した。天王山を前に、急きょ招集がかかったルーキーは、引き締まった表情で話した。

 「チャンスをもらえたので、ファームでやってきたことをしっかり出せればいいなと思います」

 Gキラーとしての期待が大きい。今季1軍では打率・198と苦しんでいるが、対巨人戦に限ると打率・409、1本塁打、5打点と好相性を誇っている。中でも相手先発の竹丸からは、5月24日の対戦でプロ初本塁打を放つなど、通算6打数2安打。「(東京ドームは)初めてホームランを打った場所でもありますし、そこはマイナスなイメージを持たずに入れれば」とポジティブな要素になっている。

 8日から同じ右打者の豊田が1軍に合流していたが、雨天中止の影響もあり登録されず。この日の全体練習に姿はなかった。優勝を争う巨人戦、対竹丸を見越しての緊急昇格という可能性も十分にあり得る。

 ただ、相性だけでなく、状態は上げていた。現在ファームで9試合連続ヒットを記録。2軍首脳陣からの推薦もあり、約1カ月ぶりに1軍へ帰ってきた。「(2軍で)試合数も打席数もかなり出させていただいたので、そこで150キロを超えるピッチャーに対しても振ることを意識してきた。初球からアプローチしていきたい」と積極的に仕掛けていく構えだ。

 この日は外野の守備練習を入念に行い、室内練習場では、鋭いスイングから快音を響かせていた。12日の試合は、ドラ1クリーンアップの後ろ「6番・左翼」でのスタメンが濃厚といえる。

 しびれる終盤戦での1軍昇格。「そこは変に不安を抱かずに、自分の力でちょっとでも今の状況から、いい方向に向けられたらいい。思い切ってやろうと思います」。現在チームは3連敗中だが、そんなことは気にしていない。嫌な流れを立石のバットが断ち切る。

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