【狩野恵輔氏の眼】阪神連覇へ今後のポイントはカープ戦かも 甲子園で先行逃げ切りが見られない
「阪神1-3広島」(9日、甲子園球場)
首位の阪神が今季セ・リーグでは初の3連敗。0-0の七回、先発・高橋遥人が1死一、二塁で降板。2番手・木下里都が3点を許した。得点は九回、森下翔太の33号ソロのみ。2位・巨人と2ゲーム差に縮み、デイリースポーツ評論家の狩野恵輔氏は「ポイントはカープ戦かも」と連覇へ向かう今後を分析した。
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タイガースが得意とする『先行逃げ切り』のゲームが見られない。セ・リーグでは今季初の3連敗。いずれのゲームも甲子園で相手に先制を許した形となっている。そして今後のポイントはカープ戦かもしれない。
今季対戦成績はこの日で9勝9敗1分けのタイに。対戦球団別試合数を見れば広島戦が最も多い6試合を残している。昨シーズンは19勝6敗で貯金を作った相手で、タイガース戦に向けた対策が数字となって出ているよう。選手では、ベテランの菊池だけでなく、若い選手も多く勢いづかせたら怖い存在だ。
一方で今季甲子園は24勝24敗1分となった。打線で言えば、この日の試合前までで甲子園のチーム打率・233。セ・リーグの本拠地球場別では最も低い数字だった。この日は森下のソロ本塁打による1得点のみ。相手先発・床田にインコースを上手く使われた。特に阪神左打者は内角を攻められ『かかと体重』となり、打つポイントをズラされていた。
先発・高橋は、降雨で試合開始が遅れたほか、マウンドのコンディションなどの影響もあったと思う。コントロール面でばらつきが見られた。それでも許した8安打は全て単打で長打なし。得点圏に走者を背負いながらも粘ってゲームを作った点は評価できるのではないか。
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