阪神・工藤に感じた1年目が終わっての自覚 163キロに父・一範さん驚き「最初から腕振れよ(笑)」
「阪神3-0ヤクルト」(12日、甲子園球場)
阪神の工藤泰成投手(24)がプロ2年目にして、初勝利を挙げた。この日はテレビで観戦していた父・一範さん(55)がデイリースポーツに手記を寄せた。右腕のこれまでの成長、さらにはオフに感じた自覚を明かした。
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泰成、プロ初勝利おめでとう。
泰成は野球がなかったらどうしてたかな。小さいときは家の中でゲームやってる子が多いけど、泰成はグラブとボールを持って、壁さえあればどこでも外で遊んでるような子だった。一番感心したのは、高校も一般入学で、関西方面から特待生が入ってきたけど努力したところだね。レベルを試すにはいいと思って、3年間ベンチに入れなくてもいいんじゃないかなと思ってたけど、3年生で先発させてもらえるようになった。
大学でウエートを始めて帰ってきたときは、びっくりしたよ。ボディービルダーかなって(笑)。部員が200人くらいいる中でエースになったのは、本人の努力と野球に没頭できる環境があったからだね。
大学4年のドラフトで指名がなかった時、会議が終わってすぐに電話がかかってきて『もう徳島に決めた』と。社会人とかいろいろ道はあるから、少し考えてもいいんじゃないって話はしたけど、徳島に行くと。『もう1年応援してくれ』ということだから、分かりましたと送り出した。徳島に応援に行って、おいしいものを食べようと焼き肉に誘ったけど断られた(笑)。鶏肉とブロッコリーしか食べなかった。
ドラフトの育成指名は悔しかった。けど泰成が一番悔しかったと思う。ただ今思えば、育成の方がよかったんじゃないかと思う。支配下で入るより、目的ができた。1年目の開幕前に支配下になったときは、期待されてるなってうれしかった。
今年の正月に秋田に帰ってきたときも、いつも通りだったな。毎日筋トレに出かけて、ほとんど野球の話なんかしなかった。1年目が終わっての自覚みたいなのは感じた。お酒も1杯も飲まなかったしね。今年は去年よりも内容がすごく良くなってると思う。163キロを出したときは本当に驚いた。最初からそれくらい腕振れよって思った(笑)。でも努力の結果が出てるね。
中継ぎで、メンタルのコントロールがきついと思うけど、体調に気をつけてほしい。当然打たれることもあると思うけど、チームの勝利を最優先に考えてほしい。これからも応援してます。頑張れ!
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