【福原忍氏の眼】阪神・下村 六回の被弾は今後への勉強 七回以降も投げ続ける条件とは

 「阪神1-2ヤクルト」(10日、甲子園球場)

 先発した阪神・下村海翔投手(24)は6回6安打2失点で降板した。デイリースポーツ評論家の福原忍氏は「幅広い投球ができる」と待望のプロ初勝利に期待をふくらませた。

  ◇  ◇

 下村投手はプロ2試合目の先発で初勝利はならなかったですが、次も期待できる投球でした。

 リズムのいいピッチングが彼の良さです。両サイドに投げ分けられるコントロールの良さは野手の守りやすさにもつながると思います。スライダー系が自信があるように感じました。カウントも取れて決め球にもなるので、それが相手の早打ちにもつながり投球のテンポの良さが生まれていました。

 五回は難しかったと思いますが、逆転されなかったことを自信につなげてほしいと思います。六回の赤羽選手に被弾したのは今後への勉強になったのではないでしょうか。これから研究もされるでしょう。この日は外角中心の投球でしたが、右打者の内角にも投げられるでしょうし、幅広い投球ができる投手です。そうすれば七回以降にも進んでいけると思います。

 若手投手が後半3イニングをゼロで抑えたというのは、一つ収穫だと思いますね。津田投手も僅差の場面で投げることが少なかったですが、厳しいところで投げさせてもらって結果を残したのは自信にしていいのかなと思います。リリーフ陣が苦しいと言われている今シーズンにおいて、若手投手の頑張りはチーム内での競争になると思います。もっともっと力をつけて、レベルが上がっていくことが勝負の後半戦につながると思います。

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