「完全最下位」象徴…負の記録重ね惜敗【プレーバック“伝統の開幕戦”】
【1978年4月1日、阪神●6-7巨人】
2度目の就任となった後藤次男監督を迎え、後楽園に乗り込んだ。
ところが、先発の江本孟紀がピリッとしない。二回に柳田にソロを浴び、三回には王に満塁本塁打を喫する。開幕戦でグランドスラムを献上したのは、2リーグ分立後球団初の屈辱だ。また四回には2番手の新井良夫が、山倉に被弾。新人が開幕戦で本塁打を放ったのは2リーグ制では巨人初と、負の記録を重ねた惜敗だった。
この年の阪神は、創立初めてテールエンドに沈んだ。全球団に負け越すという「完全最下位」だ。オフには後藤監督が、わずか1年で退任の憂き目に。代わって就任したブレイザー監督は、田淵幸一と古沢憲司を西武に放出。真弓明信、若菜嘉晴、竹之内雅史らを獲得する大型トレードを敢行し、チームの改造に乗り出した。
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