阪神・近本 先頭打者本塁打!OP戦で5年ぶりアーチ 状態上げてきた虎のリードオフマン打率・333
「オープン戦、広島1-7阪神」(14日、マツダスタジアム)
試合開始わずか30秒で、快音を打ち鳴らした。晴れ渡る空に向かって放たれた白球は、赤く染まる敵地の右翼ポール際へ吸い込まれる。阪神・近本光司外野手がオープン戦1号となる先頭打者弾で3連勝に導いた。
初回、1ボールから左腕・高が投じた内角高め直球を一閃(いっせん)。オープン戦では2021年3月13日・西武戦(甲子園)以来、5年ぶりとなるアーチを描いた。同年のシーズンではキャリア唯一の2桁本塁打(10本)をマーク。ただ、当の本人は「捉え方次第なので。良くも悪くも、どちらとも捉えています」と淡々と受け止めた。
続けて「高めのボール球だった。シーズンでも戦う投手なので、その後の2打席の方が大事なんじゃないかなと思います」と近本。ローテ候補の投手に対して2打席目は二ゴロ、3打席目は二飛だっただけに、先頭アーチにフォーカスすることはしなかった。
その中で収穫も得た。同一リーグのチームとシーズン前に対戦する貴重な機会。今季の広島とは開幕3カード目で初対戦を迎えると、8月まで全て週末に激突するという“異例”の日程だ。本番へ備え「デーゲームもあるので、太陽の位置だったり、打席の見え方だったりというのは結構近いと思う。その辺の確認はできたんじゃないかなと思います」と感じたことを持ち帰る。
11日・西武戦(甲子園)で実戦14打席ぶりの安打を放つまで停滞していたものの、ここまでオープン戦は18打数6安打の打率・333。春季キャンプ中には「投手、ボールに対してのタイミングがまだ合っていないので、3月に入ってから調整していけたら」と話していたように、順調に状態を上げてきた。藤川監督も「とにかく時間が迫ってきていますのでね。ケガにつながるようなプレーがないというのは良いところではあると思います」と納得顔。虎のリードオフマンが「3・27」へ向けて着々と準備を進めている。
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