阪神新助っ人ルーカス いざ甲子園見参 10日の西武戦で本拠地初登板 愛妻来日で元気100倍

 練習中、リラックスとした表情を見せるルーカス
 登板に向け調整するルーカス(撮影・山口登)
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 期待の新助っ人が本拠地でベールを脱ぐ。阪神のイーストン・ルーカス投手(29)が9日、甲子園での投手指名練習に参加した。10日の西武戦で初めて甲子園のマウンドに上がる予定。同じアスリートとして大きな支えになっている、元ビーチバレー選手の愛妻も来日。充実の日々を送る左腕が頼れる家族と二人三脚で、ジャパニーズドリームに挑んでいく。

 心強い存在が、日本にやって来た。昨年12月に結婚したばかりの妻・ブルックさんが、キャンプ終了後に来日。早速食事や買い物に出かけるなど、夫婦そろって日本に順応しようと努力している。ルーカスは「楽しい時間を一緒に過ごすことができている」と、慣れない異国での新生活に癒やしが加わった。

 そんな妻は、ビーチバレーの選手として活躍した元アスリート。「気持ちの面で理解してくれる部分が大きい。話し合うこともあるし、非常に助かっています」とメンタル面でも支えになっている。野球好きで、左腕が登板する試合は観戦に訪れるという。愛する家族の前で投げられることが、大きなモチベーションになる。

 ルーカスは3日の侍ジャパン戦(京セラ)で来日初登板。最速156キロをマークするなど1回を無失点。上々のデビューを飾っていた。先発ローテ入りを目指す中、2度目の登板では、イニング数も増やしていく方向。「前回と同じように準備をして、試合に臨みたい」と意気込んだ。

 待ち望んだ甲子園での初登板。7、8日には4万を超える大観衆がスタンドを埋め、シーズンさながらの景色に圧倒された。「オープン戦にもかかわらず、たくさんのファンが入って声援を送るのを見て、早く投げたいと思った。すごく楽しみ」と声を弾ませた。

 この日は投手指名練習に参加し、キャッチボールや短いダッシュを繰り返し最終調整。チームメートと談笑するなど、終始リラックスした表情だった。「(確認することは)細かくはないけど、しっかりストライク先行で投げることは考えていきたい」と語った。

 もう少しすれば、日本は桜の季節。アメリカで桜並木を見た経験はないというルーカス。「チャンスがあれば、ぜひ見たい」と妻との花見も楽しみの一つだ。本拠地甲子園で熱いピッチングを見せ、一足早く満開の花を咲かせる。

 ◆イーストン・ルーカス(Easton Lucas)1996年9月23日生まれ。29歳。米カリフォルニア州サウザンドオークス出身。191センチ、94キロ。左投げ左打ち。ペパーダイン大から19年ドラフト14巡目指名を受けマーリンズと契約。同年オフにオリオールズに移籍。23年シーズン中には藤浪晋太郎とのトレードでアスレチックスに移り、同年メジャーデビューを果たした。その後タイガースを経て、昨季はブルージェイズに在籍。メジャー通算20試合、4勝3敗、防御率8.02。

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