阪神5位 オイシックス・能登 満員の聖地1軍デビュー心待ち「何とか割って入って」「何勝もできる投手に」

 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(23日、都内ホテル)

 阪神からドラフト5位指名された能登嵩都投手(24)=オイシックス=は満員の甲子園での1軍デビューを心待ちにした。

 旭川大高3年で夏の甲子園に出場。1回戦で星稜に0-1で敗れたが、現ヤクルトの奥川と投げ合って完投した。「独特の雰囲気は鮮明に覚えている。あの舞台で投げるチャンスをつかみたい」と声を弾ませた。

 指名直後、新潟市内のオイシックスファン向けのドラフト中継パブリックビューイング会場に姿を見せ、一礼して涙を拭った150キロ右腕。「呼ばれるなら育成。それもあるかないかの手応え。それくらいで待っていた」と運命の日を振り返った。

 今季のイースタン・リーグでは、防御率2・60、12勝、勝率・750、102奪三振で4冠。スタミナには自信ありだが、先発にこだわるつもりはない。

 「阪神は、優勝してとても強いチーム。何とか割って入って、必要とされる投手になりたい。投げろと言われたイニングをしっかり抑えて、何勝もできる投手になりたい」。何度でも甲子園を沸かせてみせる。

 ◆能登 嵩都(のと・しゅうと)2001年9月29日生まれ、24歳。184センチ、88キロ。右投げ右打ち。投手。旭川大高-桐蔭横浜大-オイシックス。大きく縦に割れるカーブを武器に打者をほんろう。タイミングの外し方など、非凡な投球センスが光る。

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