阪神・岩崎 2年ぶりの30セーブ「勝てたんでよかったです」ブルペンデー7人リレー締めた1回0封
「中日5-7阪神」(4日、バンテリンドーム)
終盤に追い上げられたブルペンデーを、クローザーが締めて勝ちきった。7番手で登板した阪神・岩崎優投手が、2年ぶりの30セーブ。「勝てたんで良かったです。またね、1個ずつ積み重ねていきたいと思います」と大台突破を受け止めた。プロ12年目で通算551試合登板となり、藤川球児、山本和行、福原忍に次いで球団単独4位となった。
一時は大量7点リードも、2点差で迎えた九回。来日初先発のネルソンから6投手でつながれた、勝利へのバトンを受け取った。四球と単打で2死一、三塁と、一発が出れば逆転サヨナラのピンチを招いた。
「いつも通り、ちょっとランナーを出しながら、でも、(失点)0で帰ってこられたので良かったです」。自虐交じりに振り返った通り、最後は代打・ブライトを投ゴロに仕留めてゲームセット。「ブルペンのゲームになると分かっていたので、苦しい場面もありましたけど、勝ち越しを許す事なくいけたので良かったと思います」と継投でつかんだ白星をかみしめた。
優勝マジックを「4」へと減らして、「早く0にしたいですね」と歓喜のゴールを見すえた。「しっかり明日の試合、その次の試合も勝てるように、またみんなと一丸となって頑張っていきます」。猛虎が誇る投手力を光らせて、甲子園の大観衆の前で必ず決める。
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