【糸井嘉男氏の眼】九回2死から逆転弾の阪神・大山 優勝が懸かってくるこの時期に調子を上げてくるのはさすが
「DeNA2-3阪神」(26日、横浜スタジアム)
阪神が逆転で3連勝。優勝マジックを「14」とした。2点を追う九回、佐藤輝の中犠飛で1点差に迫ると、2死一塁から大山の8号2ランで試合をひっくり返した。ハートウィグが2勝目、九回を締めた石井が7セーブ目を挙げた。デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏は大山について「優勝が懸かってくるこの時期に調子を上げてくるのはさすが」と絶賛した。
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ナイスゲームでした!今日はもう、大山選手に尽きます。初球を狙っていたと思いますが、ミスなく仕留めたバッティングにはしびれました。
後半戦に入ってから調子も良く、夏場に打率も上がっています。優勝が懸かってくるこの時期に調子を上げてくるのは、さすがの一言。そして一番の勝負どころで見事に仕事をしましたね。
藤川監督は大山選手の5番について「大山で待ち構えたい」と表現していましたが、まさにその通り!僕も常々言っていますが、5番に勝負強い大山選手が座っていることで、3番の森下選手や4番のテルが伸び伸びと打つことができているのではないでしょうか。
打線はケイ投手に苦戦しましたが、右打者のインコースに食い込むカットボールは、どのチームも打ちあぐねる素晴らしいボールです。今後の対戦では速い真っすぐを捉えていくことが、攻略への道筋になると見ます。
もう、優勝マジック14ですか!26日付の紙面で「Xデー」を9月7日と予想しましたが、いよいよ待ち遠しくなってきましたね。
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