“春の大山”歌になった!ネットで反響呼んだ4番応援の詩 作者の少年「泣きそう」

 阪神・大山悠輔内野手(24)を応援する気持ちを表現し、ネットで話題を呼んだ詩「春の大山」に曲が付けられ、27日にサンテレビの情報番組「情報スタジアム 4時!キャッチ」(月~金曜、後4・00)で披露された。作曲したのはシンガー・ソングライターのBigfumi(26)。詩の作者で、大阪府内に住む小学5年生の男子児童もスタジオで生鑑賞し「感動で泣きそう。大山選手には、頑張ってくださいの一言です!」と語った。

 大きな反響を呼んだ詩が、ついに歌になった。「あったかいし6時だ。サンテレビを見よう。西のピッチングに、近本のヒット。でもこれがいちばん、春の大山。ホームランに、ヒット たまにダブルプレイ。まあまだ春だから。春の大山 打つんだ。」-。

 語りかけるようなBigfumiの歌声に、詩を作った少年は「歌にしてもらえて、しかもBigfumiさん…。感動で泣きそう」と喜びを抑え切れない様子で聞き入った。

 祖父の代からの虎党で、大山のほか俊介、能見らのファン。若き主砲にスポットを当てた理由について「4番になって、最初はネットでヤジられていたが、矢野監督は4番で使い続けて大山選手も打って活躍した。そういうところがいいなと思った」と、素直な気持ちをつづったという。

 作品が生まれたのは「春」をテーマにした詩を作る国語の授業。「体言止めや反復法を使ってみた。結構、早くできた」という詩は今月の授業参観日に披露され、少年の母がツイッターに写真を投稿。4万以上の「いいね!」が付き「♯春の大山」というタグ付け投稿が流行するなど、ブームとなっている。

 これまで梅野の登場曲「Life」などをプロデュースしているBigfumiは「あったかくていい詩。純粋な言葉を生かしたかった」と少年のセンスを絶賛していた。

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