阪神・井坪 父が明かす素顔 幼少期から破天荒、勝負事は絶対負けると分かると…どこかにいなくなっちゃう(笑) 祝プロ初安打

 「阪神5-4中日」(19日、京セラドーム大阪)

 阪神は1-1の二回1死一、二塁で、この日プロ初昇格を果たしてスタメン出場の井坪陽生外野手(20)が、三塁への内野安打でプロ初打席初安打をマーク。相手守備のミスも絡み、一気に2点を奪う幸運を呼び込んだ。唯一負け越していた中日との対戦成績を五分とし、優勝マジックも1つ減って「21」に。井坪の父・英彦さん(57)がデイリースポーツに息子の素顔を明かした。幼少期の破天荒エピソードも披露。高卒3年目での1軍初昇格を喜び、スタート地点に立った息子にエールを送った。

  ◇  ◇

 プロ3年目での初昇格と初安打、素直にうれしいです。試合は自宅で妻と見ていました。もうちょっと思いっきり打ってほしかったですが、結果オーライですね。今年は春季キャンプが1軍だったので、どこかでチャンスがあるかなとも思っていました。これからも結果を残してくれればいいなと見守りたいと思います。

 小さい頃は、興味あることにはめちゃくちゃ集中してやりましたけど、それ以外のことは…みたいな性格でした。野球はもちろんですけど小さい頃は読書も好きでした。自分の興味あることには、深くまでのめり込んでいました。

 破天荒な子でもありましたね。例えばサッカーとかドッジボールとか、勝負事をやっていて、絶対負けると分かると気持ちが下がっちゃって、どこかにいなくなっちゃうということはしょっちゅうありました(笑)。

 でも、それがいい面でもあります。野球をやっている時にも、勝ち負けには小さい時からすごくこだわっていました。少年野球ではピッチャーをやっていたんですけど、チームメートがエラーしたら、グラブをたたきつけたこともある、とんでもない子でしたけど(笑)。

 東京と兵庫なので、普段なかなか会える機会はないですが、お盆にはSGLで試合を観戦しました。フォームを変えたり、いろいろ試行錯誤しながらやっているなっていうのは見てとれたので、努力してるんだなと感じました。見に行った試合では、たまたまファーム月間最優秀選手の表彰があったので、それを見られたのは良かったです。

 小さい頃からの強みは物おじしないところだと思います。打てなくて明日に引きずるとか、そういうことはなくて、「また次」と切り替えができるのはいいところだと思います。プロは厳しい世界ですし、外野手は特に打って守って走って投げてと、全部できないとなかなか試合で使ってもらえない。そういう選手目指して頑張ってもらいたいと思います。次は初ホームランを見たいです!

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