国内FA権取得の阪神・近本 熟考へ「どうするかは考えていきたい」 休養のため今季初欠場
阪神・近本光司外野手(30)が19日、出場選手登録日数が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。京セラドームでの中日戦前に取材対応し、権利の行使について「シーズン中なのでそこまで考えることはない。時間があれば、時間があるかは分からないですけど、どうするかは考えていきたい」と熟考する姿勢を示した。
兵庫出身の近本は社高、関学大を経て、大阪ガスから2018年度ドラフト1位で入団。1年目からレギュラーとしてチームを支え、21年は最多安打のタイトルを獲得。5度の盗塁王、21年から4年連続でゴールデングラブ賞、ベストナインに輝くなど走攻守で活躍してきた。6月7日のオリックス戦で球団日本選手では最速となる通算1000安打も達成した。
7年目での最短取得となった近本は「ここまでけがなくこられたこと、毎年試合に出ることができたというところで、いろいろな人に感謝したい。自分としてもいろいろな面で成長できた」と率直な思いを語った。
昨オフの契約更改交渉では、球団側の複数年契約の提示に対し「1年で勝負したい」と年俸3億7000万円(金額は推定)の単年契約を結んでいた。この日は休養のため今季初の欠場となった虎のリードオフマンの動向に注目が集まる。
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