阪神・中川 フルスイング原点の地で出た一発 少年時代に見たブランコ氏のホームラン「憧れてましたね」

 「中日8-3阪神」(7日、バンテリンドーム)

 次世代の大砲候補に待望の一発が飛び出した。阪神は高卒4年目の中川勇斗捕手(21)が、二回にプロ初本塁打となる1号ソロを放った。大山悠輔内野手(30)が今季初めて欠場し、「5番・左翼」に抜てきされた若虎が起用に応えた。

  ◇  ◇

 思い出の地でプロ初ホームランを放った。身長172センチとプロ野球選手としては、決して大きいとはいえない中川。それでもフルスイングが最大の魅力だ。その原点はナゴヤドーム(現在のバンテリンドーム)で受けた衝撃だった。

 少年時代、足を運んでいたのは地元の中日戦だった。そこで目にしたのが、豪快なホームランを連発していたトニ・ブランコ氏。今年4月に母国ドミニカ共和国の事故で亡くなったが、中日、DeNA、オリックスと日本で8年間プレーし、通算181発を放った最強助っ人だった。「ブランコがめっちゃ好きで、ホームランかっこいいなって思いました。憧れてましたね」。自然とまねするようになった。

 「昔から遠くに飛ばすのが好きだった。(身長が)ちっちゃいからとか、なんも思わなかったです」。指導者にも恵まれ、フルスイングを矯正されることはなく、とにかく“自分のスイング”を磨き続けた。

 プロに入ってからも、自身のスタイルを崩すことなく4年目。ようやく待望の一発が生まれた。「そこ(フルスイング)は貫いていきたいです」。中川が虎のアーチストとしての第一歩を踏み出した。(デイリースポーツ・滋野航太)

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