「ウエスタン、中日１－２阪神」（３１日、バンテリンドーム）

　阪神は中日に競り勝った。先発の西勇は６回３安打６奪三振１失点と好投。中継ぎも島本、椎葉、津田がそれぞれ無失点で抑えた。打線は１－１の同点で迎えた五回に百崎が１号ソロを放ち、試合を決めた。

　平田２軍監督の一問一答は以下の通り。

　－締まったゲーム。

　「やっぱり向こうのね、涌井投手と含めて。やはりね、こうやっていいピッチャーというか、１軍経験のいい豊富なピッチャーが投げると締まる。すごく締まったゲームになったんで、まして、ナゴヤドームでこうやってゲームさせてもらってね。１軍でやるとこだから。選手たちには非常にこの２試合、いい経験だったな」

　－西勇輝と中継ぎの奮闘があった。

　「津田はね。椎葉はトップバッターのフォアボールはいただけないけど、自信を持ってな、今、いいボール投げてんだから。もうちょっと狙いすぎずにね、ゾーンに投げてほしいけど。津田に関しては、もうね春先から一生懸命、打たれてね、努力して、最後は０で抑えてくるやん。大したもんだよ。こういう緊張感のあるところで投げさせないと。野手もピッチャーも、やっぱり緊張感がないと、うまくならないし、力がつかん。そういった意味では、津田もいい経験。競争だ」

　－百崎が１号ソロ。

　「おお、３安打か。今日はもうショートもちょっと経験させようというところで、素晴らしいホームラン。ヒットと良い。またこれをきっかけに。いろんなポジション守って大変だけど。また上がっていくんじゃない。昨日の最後の打席には初球から打っていってっていうところを自分で積極性っていうのがね、昨日、最後の、打席の一本が今日につながったんじゃないかな」

　－福島の好返球も、勝利につながった。

　「見事やな。送球ね。普段のシートノックとか、そういうところの成果だよ。彼も努力をしとるから。そういった意味では、普段の練習、シートのこの成果っていうか、こういう時に大事なとこでやっぱり出る」

　－試合前には中日サイドから誕生日サプライズがあった。

　「いやこんなサプライズでな。びっくりした。びっくりしたよ。ドラゴンズさんにはほんと感謝だよ。落合監督はじめね。このフロントの方たちのすごく気遣い。びっくりしたよ。うんうん、サプライズでね、なかなか。ましてや勝利で選手からはこの白星をプレゼントしてもらえたし、今日は最高の１日で、ビールがうまいわ。今日はシャンパンにしとくわ！」