阪神・近本 リーグトップ9度目猛打賞 守ってもフェンス際美技「保険でジャンプしました」
「阪神2-1巨人」(1日、甲子園球場)
広角に打ち分けて、快音を3度奏でた。阪神・近本光司外野手(30)が2本の二塁打を含む3安打で、リーグトップ9度目の猛打賞。立て続けにチャンスを作り、2得点のホームを踏んだ。
「自分の中でもいい形で1打席目にヒットが出て。気持ち的にも冷静に」と振り返った初回は左前へ打球を運び、佐藤輝の先制打をお膳立て。三回は先頭で右翼・丸の頭上を越える二塁打を放ち、森下の適時打で生還。七回1死は左中間二塁打をマークして、スプレーヒッターとしての仕事を光らせた。
七回には守備でも見せた。森下の好守で1死を奪った直後、丸の大飛球をフェンスに体を当てながらジャンピングキャッチ。「ジャンプしなくても良かったですけど、保険でジャンプしました」。連続好プレーで桐敷を救った。オールスターには6年連続6度目の選出。夢舞台でも攻守で存在感を発揮する。
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