阪神 リリーフ一丸無失点リレー ネルソン七回三者凡退 及川がロッテ上位打線を13球斬り、10戦連続無失点

 「阪神8-1ロッテ」(18日、甲子園球場)

 最後は阪神大勝に終わった一戦で、流れを引き寄せたのは中盤の攻防だ。7連敗中は苦しんだ救援陣が、一丸でつないだ無失点リレー。この日、輝いたのはニック・ネルソン、及川雅貴両投手だった。連敗ストップに貢献した助っ人は「うれしかったよ」とホッとした表情。再出発の1勝だ。

 六回に1点を奪われ、2点リードで迎えた七回。ネルソンがマウンドに上がった。7連敗中は6度の逆転負けを喫したチーム。開幕から抜群の安定感を見せていたリリーフに疲れが見え始めた中でまさに助っ人の活躍だ。三者凡退に抑えてリズムを作った。八回を任されたのは及川だ。

 「ゼロで帰ってくるのが仕事なので。その中でちょっと逆球が多かったですし、意図しないボールだった。しっかりと修正してやっていきたい」

 ロッテの上位打線を三者凡退に封じた13球。節目となる今季30試合目の登板で、防御率0・61と抜群の安定感が光る。これで登板10試合連続無失点、チームトップタイの17ホールドと欠かせぬ存在感だ。頭部に打球を受けた石井が離脱中で、湯浅や岩貞らも再調整中。本来の形ではなくとも、輝く存在が流れを変える。

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