阪神・伊藤将“開幕戦”誓う最高のスタート 今季1軍初先発 11日西武戦「低めに丁寧に」

 阪神の伊藤将司投手(29)が10日、先発する西武戦(ベルーナ)を“開幕戦”と位置づけた。今季1軍では4月3日・DeNA戦(京セラ)に中継ぎとして登板したのみ。今季1軍初先発へ「自分にとっては明日がスタートなので、しっかりチームに貢献できればいいなと思います」と気合を見せた。

 「ストレートあっての変化球」と2軍で重視したのは直球の質。「変化球は高さを意識したらいいですけど、どうしてもストレートってなると強さだったりが大事になってくる」とキレも求めてきた。ブルペンではボールをしっかり指にかけてコースに投げることを心がけて取り組んだ。昨年6月7日の西武戦(甲子園)は7回1失点で勝ち星を挙げたが、「積極的に振ってくると思うので、低めに丁寧に投げられたら」と油断はない。

 気温も湿度も高くなる時期だが「あんまり気にしていない。普段通り」と左腕。登板前も勝負飯は決めないが、炭水化物を摂取することは意識。食事の後は「軽く寝ます」と5分ほど仮眠を取るのがルーティンだ。この日はキャッチボールなどで調整。大事な一戦も普段通りを崩さず、最高のスタートにつなげる。

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