阪神 4年ぶり本塁打の坂本を出迎えるナインの笑顔が示す正捕手の人間性 近本、中野が大喜び
「阪神8-2オリックス」(7日、甲子園球場)
阪神・坂本誠志郎捕手が八回、自身4年ぶりとなる通算7号となる今季1号3ランを左翼席に運んだ。
リードを6点に広げ、勝機をさらに高めた一撃だったが、一塁ベンチ前では坂本の人間性を裏付けるような光景が広がっていた。
打球がいい角度で飛び出した瞬間、一塁ベンチ最前列でナインが身を乗り出すように打球を追い、「行け!行け!」と声を張り上げていた。そして打球がスタンドインすると、近本は目を丸くして両手を広げ、野村バッテリーコーチと手を合わせていた。
坂本がダイヤモンドを一周してベンチ前に戻ってくると、ナインが歓喜のハイタッチで出迎えた。最後尾で待ち受けていた中野は、両手を頭の後ろで組んだ姿勢を見せており、坂本が近づいてくると抱き合って喜んだ。
チームメートや他球団の選手からも人間力の高さを評価されている坂本だけに、本塁打後の出迎えにもナインの喜びがあふれていた。
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