阪神・デュプランティエ 圧巻2勝目 自己最多12K 坂本を全幅信頼「いい結果につながっている」

 「日本ハム1-7阪神」(5日、エスコンフィールド)

 交代を告げられると、大きな温かい拍手と声援で球場が包まれる。ベンチへゆっくりと歩き出した阪神のジョン・デュプランティエ投手は、思わずスタンドを見上げ、虎党の声援をかみしめた。来日最多の112球で6回2/3を2安打無失点。「坂本と同じ方向を向いてしっかり試合に臨めているのが、いい結果につながっているよ」。自己最多12奪三振の快投を披露した。

 見事な“三振劇場”だった。五回2死から五十幡を空振り三振。六回は先頭の代打・吉田をフルカウントから空振り三振に仕留めた。続く石井は「一番今日は良かった」というカーブで見逃し三振。清宮幸からは外角低めのチェンジアップで空振り三振を奪った。七回先頭のレイエスまで5者連続三振。リズム良く腕を振り、いとも簡単にバットに空を切らせた。計8試合で奪三振率11・96。“奪三振男”はパ・リーグ相手にも通用することを証明した。

 初回のピンチを後の好投につなげた。1死一、二塁で4番・郡司は見逃し三振。続く浅間は153キロ直球でバットを振らせ、2者連続三振を奪って逃げ切った。この回を終えて坂本と「相手に考えさせる時間をあげないようにしよう」と話し合いテンポアップ。臨機応変な対応が奏功した。

 初めて訪れた北海道では北の味覚を堪能。「唐揚げをザンギって言うんだね。ラム肉のギョーザもおいしかった。新しい所に行って、新しい経験をするのはすごく楽しい」と英気を養った。

 「最初に先制点を取ってもらったのは非常に大きかった」と感謝を忘れない助っ人。試合後は「テールアーキ・サトー!」とチームメートの通算100本塁打を祝福。「北の大地まで応援に来てくださる阪神ファンは本当にすごい。どんな遠征でも絶対にいらっしゃって大声援をくださる」。ファンの熱気も感じ、再び奪三振ショーを見せる。

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