阪神・島田 猛アピ同点打「絶対打ち返したいなと思って」五回勝利呼ぶチーム27イニングぶり適時三塁打
「オープン戦、西武2-3阪神」(12日、ベルーナドーム)
待望の一撃でスコアボードに点数を刻み込んだ。「1番・中堅」でスタメンの阪神・島田がチーム27イニングぶりの適時打をマーク。「前2打席でやられていたので、絶対打ち返したいなと思って打ちました」。強い気持ちでバットを振り抜いて16イニングぶりの得点をもたらし、歓喜の六甲おろしを所沢に響かせた。
五回2死一、二塁。木浪と中野が下位でつくったチャンスをトップバッターとして生かした。「2人がしっかりつないでくれた打席だったので、どうにかかえしたかった」。2ボールから甲斐野の155キロ直球を捉えた打球は、鋭いライナーで右中間を破る。2点適時三塁打となって試合を振り出しに戻した。
「あれより(打球が)上がると僕の中では良くない打球と認識して、練習している」。開幕に向けて外野の布陣が固まりつつある中でも、重ね続ける努力のたまものとして放った一打を誇った。
「外野は打たないと、というのはずっと思っていた。もっともっといい内容、いい打席を送れるようにやっていきたい」。両手に残った好感触を快音につなげていく。
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