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坂井オーナー意味深発言「タイガースは消滅しました」

 オーナー会議を終え会見する坂井オーナー
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 えっ?阪神が消滅!?阪神・坂井信也オーナー(68)は11日、都内で開催されたオーナー会議に出席。最下位にあえぐ前半戦のチーム状況に対して「タイガースは消滅した」など、自虐的な発言を連発した。虎の総帥も、自力優勝の可能性が消滅して首位・広島と15・5差という現状に、苦しい思いを吐露した形だ。

 オーナー会議後、最下位に沈む猛虎について問われた坂井オーナーは、衝撃的な言葉を残した。「(阪神の話は)ない。タイガースは消滅しました」。真意をつかみかねる表現で現状を評し、自虐的な笑みを浮かべた。

 前夜まで本拠地に首位・広島を迎えての3連戦。すでに自力優勝の可能性が消滅している猛虎は意地を見せることもなく、あえなく3連敗。対広島戦は4年ぶりの7連敗となり、浮上への希望を見いだしたい虎党に厳しい現実を突き付けた。

 それは、プロ野球の歴史が雄弁と語っている。これまで最大ゲーム差からの逆転優勝は、1963年に14・5ゲーム差をひっくり返した西鉄。だが、現状で阪神は前夜の敗戦で首位・広島と15・5ゲーム差と、そのデッドラインを越えている。

 苦しい状況下、若い選手を中心に起用し続ける金本阪神。開幕直後は高山、江越、北條、岩貞と新たな選手たちの躍動が目立った。それでも、育成と勝利を両立させることは容易なことではない。

 その苦しい思いは、総帥も同じ。前半戦に活躍した選手を問われると「坂井オーナー」と答え、逆に前半戦は期待を裏切った選手を問われても「それも坂井オーナーやな」と本音を包み隠し、独特のジョークでかわした。

 どこに打開策があるのか。どんな手を打てば悩める虎に光が差すのか…。今後、首脳陣のてこ入れやトレードなどの戦力補強策についても「なしですね。現状の布陣で頑張る?そう」と否定した。

 帰りの車に乗り込む直前には「オーナーが代わることはあると思うけどね」と、これまた自虐的な“チーム再建案”を披露し、会場を後にした。

 坂井オーナーの言葉ではないが、このまま敗戦を重ねればセ・リーグの戦いから本当に阪神が消滅してしまう。虎党が望んだ「超変革」をしぼませてしまうには早すぎる。刺激的な言葉に奮起する姿を、ファンも、総帥も待ち望んでいる。

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