阪神 ドラフト3位・木下里都がいきなり155キロの衝撃デビュー 1回を1安打無失点 “魔球”も威力十分
「練習試合、阪神9-2DeNA」(24日、バイトするならエントリースタジアム宜野座)
1点ビハインドの五回から実戦初登板となったドラフト3位ルーキー・木下里都投手が1回を1安打無失点。最速155キロを投じてスタンドをどよめかせた。
蝦名に投じた初球、球場のスピードガンでいきなり155キロが表示された。粘られたが最後は154キロで右邪飛に仕留めた。続く加藤もあっさりと追い込んだが、甘くなった直球を右前に運ばれた。走者を背負う展開となったが、クイックでもボールの勢いは衰えず。東妻を内角低めのツーシームで空振り三振に仕留めると、最後は森敬の打席で女房役の梅野が盗塁を阻止。3人でイニングを終えた。
制球面を見てもストライクを奪うことに苦労しない様子の右腕。さらに今キャンプで“魔球”として注目を浴びた右打者の膝元に食い込むハードシンカー系のボールは大きな武器になりそうだ。
◇木下 里都(きのした・りと)2001年1月27日生まれ、24歳。福岡県出身。183センチ、90キロ。右投げ右打ち。投手。福岡舞鶴高、福岡大、KMGホールディングスを経て24年度ドラフト3位で阪神入団。社会人入りしてから最速156キロをマークするなど才能が開花。変化球はカットボール、ツーシーム、カーブなど多彩。
関連ニュース



