元阪神・呉昇桓が岩崎に“金言” 守護神「いつも同じ内容作れ」 古巣V刺激にサムスンでフル回転誓う

 阪神の連覇に太鼓判!笑顔でサムアップポーズを決めるサムスン・呉昇桓(撮影・田中太一)
 阪神にエールを送る呉昇桓(撮影・田中太一)
 室内練習場で投げ込む呉昇桓(撮影・田中太一)
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 韓国・サムスンの呉昇桓投手(41)が9日、沖縄県うるま市内のキャンプ地で汗を流し、元同僚の岩崎、岩貞、梅野にエールを送った。阪神在籍時の14、15年に共にプレーした3人は今年33歳となる。「新人の時のイメージしか持てないけど、今までやってきたルーティン、練習方法、体の作り方があると思う。新人は彼らを見て学んだらいい」。若手の手本となることが“長寿”の秘けつであると力説した。

 「いつも静かに練習に集中していて、こちらから話しかけないと声をかけられたことがないイメージがあるよ(笑)」。そう懐かしんだのは、昨季セーブ王に輝いた岩崎との思い出だ。日韓米通算522セーブを誇る“石仏”は「クローザーとしていつも同じ内容を作るように努力したらいい」と金言も授けた。

 虎の優勝は「もちろん見た。道頓堀の映像も」とうれしそうに話す。自身は2年契約を結び、今春は2軍キャンプスタート。それでも筋骨隆々の肉体は健在で、体育館でのキャッチボールでは“石直球”も披露。「去年阪神が優勝したようにサムスンが優勝することが一番」。古巣のVを刺激にフル回転を誓った。

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