「阪神タイガース３－５読売ジャイアンツ」（２１日、甲子園球場）

　阪神とオリックスがそれぞれリーグ優勝したことを受け、兵庫県と大阪府が両府県でパレードを行うことが２１日、決まった。大阪は御堂筋、兵庫は三宮付近での開催が見込まれている。

　『兵庫・大阪連携「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード」～２０２５年大阪・関西万博５００日前！』と銘打って行われ、１１月２３日実施で検討中。２２日に行われる共同会見で正式に発表される。

　吉村洋文府知事は阪神が優勝を決めた９月１４日、御堂筋でのパレード開催を検討すると言及。斎藤元彦県知事も１５日、「大阪と兵庫の２カ所でしてもいい。球団や大阪とも調整して必ず実現したい」と話していた。

　阪神の両府県でのパレードは０３年以来、２０年ぶりとなる。同年は午前は御堂筋をパレード。雨天にもかかわらず沿道には約４０万人が詰めかけた。午後は神戸・元町から三宮までの１・３キロをパレードし、約２５万人が集結。計６５万人が１８年ぶりの歓喜に沸いた。８５年優勝時には警備などの関係でＶパレードは開催されず。０５年は兵庫が資金難などで断念し、大阪のみの開催だった。

　試合後、岡田監督はＶパレードについて問われ、「知ってたよ、そら」と笑みを浮かべて引き揚げた。