阪神・青柳 粘投6勝目 “一発の怖さ”痛感も巨人戦6連勝 今季DeNA以外から初白星

 「読売ジャイアンツ6-9阪神タイガース」(26日、東京ドーム)

 物足りなげな表情でマウンドを降りた。打撃陣の援護にも救われて手にした6勝目。阪神・青柳は反省の言葉を口にした。

 「自分の状態はそんなに悪くはなかったんですけど、結果としてイニング数を投げられなかった。点を取られたタイミングも悪かったですし…」

 特に悔やまれるのは1点リードの四回だ。簡単に2死を奪ったが、坂本に左中間へ二塁打を浴びてピンチを招く。続く丸に対して1ストライクから投じたツーシームは、捕手・坂本が構えた外角低めを大きく外れて内角へ。打ち損じにも見えたが、打球は右翼席ギリギリに飛び込む2ラン。「投げミスだったので本当にもったいない」と狭い東京ドームで警戒していた“一発の怖さ”を痛感した。

 それでも、再びチームが勝ち越しに成功して勝利投手の権利を獲得。六回2死二塁から丸を迎えた場面で交代を告げられた。「投げきりたかった」と悔しさをにじませたものの、5回2/3を3失点と粘りの投球で、今季初めてDeNA以外からの白星をマーク。21年5月14日から巨人戦は6連勝とした。

 「長いイニングを投げられるように、今日の反省を今後に生かしたい」。次は圧巻の投球でチームを勝利へ導く。

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