阪神・小幡 駆けつけ打ァ 坂本に続いた!ダメ押しタイムリー 昼は2軍でフル出場

 「阪神タイガース8-5読売ジャイアンツ」(26日、甲子園球場)

 お立ち台で満員の虎党の称賛に身を包む。長~い一日の終わりに、阪神・小幡竜平内野手はまばゆいスポットライトを浴びた。

 「この場所に立てて非常にうれしいです」

 1点勝ち越した直後の七回2死一、三塁。変則左腕・高梨の外角直球を捉えた。華麗に流した打球は左中間で弾む走者一掃の2点適時三塁打。勝負を決定づける一打となった。

 この日は鳴尾浜で行われたウエスタン・ソフトバンク戦に先発してから甲子園入りした。午前9時開始の2軍練習からスタートし、1軍の試合を終えてクラブハウスに戻ったのは午後10時過ぎ。約13時間もの間、稼働し続けた。灼熱(しゃくねつ)の中で行われた2軍戦では5打数1安打。「いい感覚のままで来たので、それはすごいよかった」と過酷な親子ゲームを乗り越えた先に“ご褒美”が待っていた。

 6月3日・ロッテ戦(甲子園)ではサヨナラ打を放ち、この日は4日・広島戦以来となる1軍打席で快音をマーク。途中出場での勝負強さが際立つが、今の立ち位置に甘んじるつもりはない。「やっぱりスタートから出ることが一番なので、後半戦は(スタメンの座を)モノにできるように頑張ります」。今季は残り55試合。木浪に挑み、定位置をつかみにいく。

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