阪神 今季ワースト5連敗でついに首位陥落 44日ぶり ハマスタで勝てん13連敗 打線組み替えもあと一歩及ばず

 6回、ベンチから試合を見つめる岡田監督。右は空振り三振に倒れた森下(撮影・堀内翔)
 6回、三振に倒れる森下(撮影・高部洋祐)
 3回、才木の暴投でランナーが進塁する(撮影・堀内翔)
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 「DeNA5-3阪神」(25日、横浜スタジアム)

 阪神は今季ワーストの5連敗で5月12日以来44日ぶりに首位の座を明け渡し、2位に転落した。打線を組み替え必死の反撃もあと一歩及ばなかった。サイ・ヤング賞右腕のバウアーに苦しみ、迎えた3点を追う五回。この日「8番・遊撃」で起用された小幡が先頭で右前打を放って出塁し、犠打、四球で2死一、二塁に。

 「3番・右翼」でリーグ戦再開後初めてスタメン出場した前川が適時右前打を放ち、ようやく1点をもぎとった。さらに大山も適時打を放ち1点差に迫った。

 その後再び3点差に広げられたが七回、代打・ノイジーが先頭で中前打を放つと、この日1番に起用された中野も右前打で続き無死二、三塁に。近本の遊ゴロの間に1点を返し、バウアーをマウンドから引きずり下ろしたが、代わったウェンデルケンを攻略できず。流れをつかみきれなかった。

 先発の才木は二回に連打から先制点を献上すると、三回も2点を失った。味方が2点を援護した直後の五回も連打で失点。89球を投げ5回7安打4失点と振るわず。横浜スタジアムでの連敗は13となり、6月の負け越しが決まった。

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