阪神が13日にも同率首位浮上!逆転で首位攻防第1R制す 青柳が自援護で開幕戦以来の白星&佐藤輝が驚弾も

 2回、逆転となる2点適時二塁打を放ち、拳を上げる青柳(撮影・北村雅宏)
 3回、センターへソロを放つ佐藤輝(撮影・立川洋一郎)
 2回、近本の適時二塁打で生還した青柳(右)を笑顔で迎える岡田監督(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神6-3DeNA」(12日、甲子園球場)

 首位攻防3連戦の初戦を阪神が制し、これで2連勝となった。相手先発・今永を序盤から攻略したことで、試合を優位に進められたことが大きかった。

 初回に先制されたが、反撃したのは二回。2死一、二塁から打席に立ったのは投手の青柳。三塁線を破る逆転の2点二塁打を放った。内角低めのストレートを振り抜くと、聖地に快音が響いた。痛烈な打球は三塁線を勢いよく破り、ゴロでフェンスに当たって外野を転々。その間に二塁から佐藤輝、一塁から木浪が一気に生還し、試合をひっくり返した。

 さらに、続く近本が放った遊撃後方への飛球に対して、左翼・関根がボールを見失う間に追加点を奪った。さらに中野も中前適時打を放ち、青柳から3者連続タイムリーとなった。

 3点リードの三回には佐藤輝が5号ソロとなる“驚弾”をぶちかました。直前に左翼ポール際への大飛球がファウルとなっていた佐藤輝。それでも今永が投じた7球目、真ん中低めのストレートを上から払い打つように捉え、打球は弾丸ライナーでバックスクリーンに突き刺さった。見逃せばボール球だったが、衝撃のパワーでかっ飛ばした。

 5日・広島戦(マツダ)の第2打席以来、4試合、16打席ぶりの一発。「日本を代表する良い投手なので、受け身にならずにしっかり振っていった結果が、ホームランになって良かったです」。打球角度20度の弾道に、スタンドはどよめきに包まれた。

 先発の青柳は初回に神里に中前適時打を打たれたが、7回1/3を投げ7安打3失点に抑えた。3月31日・DeNAとの開幕戦以来、白星から遠ざかっていた背番号17だが、甲子園で好投を披露。投げて、打ってつかんだ今季2勝目となった。

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