阪神 野手顔負けの打撃センス披露した西純 対戦した山本由伸は「あれはヒットでしたね」と絶賛
「ウエスタン、オリックス1-0阪神」(30日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲)
4月6日・広島戦(マツダ)に先発予定の阪神・西純矢投手(21)がウエスタン・オリックス戦で先発し、6回2安打1失点、4奪三振と好投。第5回WBCで侍ジャパンのメンバーだった山本由伸投手(24)と投げ合い、投手戦を演じた。
この日はセ・リーグの試合を見据えて「9番・投手」で登場。山本と2度対戦した。1点を追う六回先頭の第2打席。カウント1-1から右腕の152キロ直球を完璧に捉えた。乾いた打球音が舞洲中に響き渡り、安打かと思われたが…。
山本がその打球を好捕し、投ゴロに。打った西純は「クソ~」と悔しがった。ただ、試合後に取材に応じた山本は「いや~あれはヒットでしたね、たまたまグローブに入りましたけど、いいバッティングをされました」と敗北を認めていた。
これを伝え聞いた西純は「おっ!ヒットかなと思ったんですよ」と正直な思いを吐露。続けて「でも、やっぱり沢村賞を取るピッチャーは違うなと思いましたね。1打席目も真っ直ぐか、カットか分からないですけど、すごいボールが重たかった。本当に良い経験ができたなと思います」と振り返っていた。
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