阪神・岩崎が痛恨のセーブ失敗 味方のミスもあり4失点で逆転サヨナラ許す

 9回、秋山(奥)にサヨナラ打を許す岩崎(撮影・田中太一)
 9回、上本の打球を処理するも悪送球で失点を許す二塁手・小幡(撮影・立川洋一郎)
 9回、菊池涼の打球をファンブルする中野(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-5阪神」(6日、マツダスタジアム)

 阪神の守護神・岩崎優投手(31)が3点差を守り切れず、逆転サヨナラ負けを喫した。

 セーブシチュエーションの九回に5番手でマウンドへ。先頭の小園、会沢に連打を浴び、無死一、二塁から代打・上本に一、二塁間へゴロを運ばれた。

 この打球に対して二塁・小幡は懸命に回り込んで追いついたが、一塁への送球がそれて二塁走者が生還。なおも無死二、三塁とピンチが広がった。

 ここで野間を高めの直球で空振り三振に仕留め1死を奪った左腕。さらに菊池涼の打球は平凡な遊ゴロ。1点差で2死三塁の状況になると思われたが、遊撃・中野がバウンドを合わせられず、イレギュラーもあって後逸。一気に同点とされ、秋山に右翼へサヨナラ打を浴びた。

 岩崎は今季これまで25セーブをあげているが、これで4敗目。打者6人に16球を投じ、4安打、1三振、4失点も自責点は0。防御率は1・76とした。

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