阪神・佐藤輝の適時三塁打&大山の打席でのパスボールで同点に 完封ペースの山本由伸から
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「オリックス-阪神」(11日、京セラドーム大阪)
やられっぱなしでは終われない。阪神・佐藤輝明内野手(23)が意地の一振りを見せた。2点を追う八回2死一塁。リベンジへの思いをバットに込めた。
火を噴くような痛烈な打球だった。カウント2-2からの6球目、山本が投じたスライダーを強振。打球は右翼方向に飛び、弾んだ打球を右翼・佐野皓が後逸。一走・近本が一気に本塁に生還し、打った佐藤輝も楽々と三塁ベースに到達。完封ペースだった山本から一矢報いる形だ。
続く大山の打席ではラッキーもあった。カウント1-1から山本が投じた変化球に伏見がパスポール。三走・佐藤輝が一気に本塁へと突っ込み、同点のホームイン。左翼席に陣取る虎党は大歓声だ。