阪神・青柳は6回7安打2失点 味方打線の援護なく交代

6回、岡本和に先制の2点適時打を打たれる青柳(撮影・飯室逸平)
6回、岡本に先制2点適時打を許す青柳(左)=撮影・田中太一
6回、自身の代打で中前打を放った高山(9)にベンチからゲキを飛ばす青柳(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-巨人」(20日、甲子園球場)

 今季初の中5日での先発となった阪神・青柳は6回を7安打2失点、118球で交代した。今季自己最多の8三振を奪い、クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)をクリアしたが、味方打線の援護がなく、2点リードを許しての降板となった。

 立ち上がりから巨人先発の戸郷と緊迫した投手戦を展開。0-0で迎えた六回、先頭打者・丸に打球が一塁ベースに当たる右線二塁打で出塁を許す。続くウォーカーも遊撃内野安打で無死一、二塁。3番・吉川の犠打で1死二、三塁とされた後、4番・岡本和に左前に2点適時打を浴びた。

 ポランコも右前打で1死一、二塁とピンチは続く。中島にはファウルで粘られたが、フルカウントからの13球目、スライダーで見逃し三振。続く大城も空振り三振に斬り、2失点で踏ん張った。六回裏に回ってきた打席で代打を送られた。

 青柳は球団広報を通じて「前回の登板であまり感覚が良くないまま降板していたので、初回から慎重に入ろうと思ってマウンドに上がりました。丁寧に投げようとしすぎたことで球数が多くなってしまい、結果としてリズムを作ることができませんでした。何とか先制点を取られないようにと思っていましたが、粘ることができずに悔しいです」とコメントした。

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