阪神-DeNA 延長十二回試合中に乱闘騒ぎ 警察と救急車出動「ケガをして救急車に」
「阪神1-6DeNA」(6日、甲子園球場)
延長十二回裏、試合が一時中断するハプニングがあった。5点を失った直後、阪神の最後の攻撃。2死走者なしの場面で球審が試合を止め、場内に「試合進行の妨げとなりますので、携帯電話のライトを照らしての応援は、おやめいただきますようお願いします」とアナウンスが流れた。
スタンドの一部ファンが一斉にスマホのライトを照らし、これに気付いた球審がアナウンスをお願いした形。阪神の球団職員は「カメラのフラッシュと同じで、試合中のライトは(NPBの)レギュレーションに抵触するのではないか」と説明した。
3人組ボーカルユニット「ベリーグッドマン」が登場した3月25日の開幕セレモニー、今季初勝利を収めた5日・DeNA戦のヒーローインタビュー中も、同じようにスマホのライトが一斉に照らされる光景が見られた。今季からLED照明を用いた演出が行われており、誘発されてしまった可能性がある。
さらに5失点した延長十二回の守備時には、右翼席で阪神ファン同士のけんかが発生したもよう。目撃者は「1人がケガをして、救急車に入っていった」と証言し、警察と救急車が出動する事態となった。
連敗を脱出した翌日にあまりにも悔しい逆転負け。勝利を期待していた虎党の不満が各所で噴出した。