阪神・佐藤輝明内野手（２２）が７日、奈良県生駒市の近大グラウンドで自主トレを公開した。原点の地で約４時間練習を行い、三塁位置でのノックや室内でのフリー打撃で体を動かした。

　練習後、取材に応じた佐藤輝は２年目に向け「バッティングで確率を上げるっていうところですかね」とテーマを設定した。具体的な目標を問われると「ホームラン３０本、４０本、５０本…１００本打てるように頑張ります」と仰天発言も飛び出した。

　そして、守備に関しては「サードを守りたいという気持ちはずっとあるんで。どこを守るかは僕が決めることじゃないんで。もちろん内野も外野もどっちも守る準備はしておきたいと思います」と両にらみで調整を続けていくと明かした。

　この日は、同門の先輩で楽天に所属する小深田とともにトレーニングを行った。寅年に阪神の優勝を期待する虎党も多い中「もちろん日本一というところはチームとして目指していくところですし、個人でも全部去年以上、上回る成績を残したいと思います」と頼もしく宣言した。