阪神・中谷将大外野手（２８）とソフトバンク・二保旭投手（３１）の交換トレードが成立したことを受け、２日に阪神の嶌村聡球団本部長（５３）がオンライン会見に応じた。

　同本部長は「今回打者を求めるソフトバンクさんと投手を求める当球団というところで合致した形です」とトレードに至った経緯を説明。二保について「先発と中継ぎ両方できる非常に器用なピッチャーで、監督の起用の幅も広がる。球種もかなり豊富で場慣れもしてきているし、脂が乗り切ってきているところ。非常に重宝するのではないか」と大きな期待を寄せた。

　また中谷については「最近、率も上がってきて、２８歳。彼のためにも出場機会を目指して、請われていくわけですから、当然、チャンスはあると思う」とし、「今回は両チームにとっていいトレードではないかなと、そのように思います」と話した。