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阪神・青柳&岩崎 侍ジョーカーや!初の代表入り 稲葉監督も期待「初見打ちづらい」

 代表入りした青柳(左)と岩崎
侍Jに選ばれた阪神・青柳晃洋(左)と阪神・岩崎優=甲子園(撮影・田中太一)
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 2人は侍の“ジョーカー”や!東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」に内定した24選手が16日、都内のホテルで発表された。阪神からは岩崎優投手(29)と青柳晃洋投手(27)が選出され、ともに初の代表入り。稲葉監督は、両投手の特徴を踏まえて「初見では打ちづらい」と国際大会での大活躍を期待した。

 甲子園の室内練習場にはいつもと違う空気が漂っていた。交流戦が終わり、リーグ戦再開に向けてチームが再始動したこの日。岩崎と青柳が東京五輪に出場する侍ジャパンに内定した。両者は悲願の金メダルを目指す代表の一員として、決意と覚悟をにじませた。

 岩崎は「すごく光栄です。とにかく自分の持てる力を全て出せるようにしていけたら良いと思います」と力強く宣言。「金メダルを取れるように、そこに自分の力が出せて貢献できるように、頑張っていきたいと思います」と気を引き締めた。

 蓄積疲労で4日に出場選手登録を抹消され、この日の全体練習から1軍に合流。クールな左腕は「オールスター、オリンピックまで1点もやらないぐらいの気持ちでやっていきます」と闘志を燃やした。開幕から27試合に登板し、チームトップの18ホールド。虎のセットアッパーは侍でも“八回の男”を任される可能性がある。

 青柳も「本当に誇りを持って頑張りたいと思います」と気合は十分だ。過去の国際大会では渡辺俊介や牧田和久、高橋礼など、サブマリンが大車輪の活躍を見せた。「目先を変えるという部分で選んでいただいたと思います。優勝を目指しているので、一つの駒になれるように頑張っていきたいと思います」と系譜を継ぐ覚悟だ。

 昨季まで2年連続で規定投球回に到達し、今季も開幕から先発ローテの中心を担う変則右腕。5勝を挙げ、リーグ2位の防御率2・17と抜群の安定感で首位を走る虎をけん引する。「相手も僕のことを見るのは初めてだと思うので、そこは互角の状態で戦えるかなと考えています」。パワーあふれる外国人選手に対しても、両サイドの揺さぶりで封じる。

 会見に出席した稲葉監督は、2人に共通する選出理由を「初見では打ちづらい」と説明した。岩崎は「少し腕が遅れてくるような独特な投げ方。そしてスピンの効いたボール」と特徴を評し、リリーフとして1イニングを託す方針を明言。青柳に関しては「ゴロを打たせられる。クイックも速い。先発、リリーフ両方での活躍に期待しています」と期待を込めた。

 共に高校時代は甲子園の出場経験がなく、大学時代も全国的には無名の存在。入団時も岩崎がドラフト6位で青柳が同5位と下位指名だったが、不断の努力で日本代表にまで上り詰めた。「僕自身エリートではないので」と青柳。国の威信を懸けて戦う雑草2人の姿は子どもたちの夢となり、希望となる。

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