阪神・マルテ 来日初3戦連発 打点神話止まるも勢いは止まらん

1回、ソロを放つマルテ(撮影・田中太一) 
1回、ソロを放ち、ナインと一緒にラパンパラポーズを決めるマルテ(中央) 
 1回、ソロを放ったマルテは連夜の「ラパンパラ」ポーズ!(撮影・田中太一)
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 「巨人3-2阪神」(21日、東京ドーム)

 “不敗神話”は途切れたが、日に日に存在感が増している。阪神・マルテが来日3年目で初の3試合連続本塁打を放った。近本の先頭打者弾で1点を先制した後の初回1死。マウンドの畠をさらに動揺させる一撃をかっ飛ばす。

 初球の132キロスライダーに迷わず反応。打球は左翼席ギリギリに飛び込む。サンズに並んでチームトップタイの6号ソロとなった。初回2本塁打は今季チーム初。マルテも声を弾ませる。

 「近本が良い流れを作ってくれたし、自分も集中して打席に入ったよ。こうやって初回からラパンパラ(ベンチ前での決めポーズ)をみんなですることができてうれしいね」

 マルテが本塁打を打てば、今年4戦4勝。打点を挙げれば、20年11月5日・ヤクルト戦(甲子園)から7連勝中という吉兆データがあった。しかし、三回無死三塁で三ゴロに倒れるなど、チームは初回以降得点できず。逆転負けを喫した。

 同点の六回無死は右前打を放って、3試合連続のマルチ安打をマークした。不動の3番として打率・286、6本塁打、13打点と今や打線に欠かせぬ存在だ。2軍では新外国人・ロハスも実戦デビューしたが、変わらずバットで結果を残していく。

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