阪神“鬼門”で巨人粉砕 5アーチで7年ぶり8連勝 球団初の20試合での16勝目

 「巨人5-10阪神」(20日、東京ドーム)

 阪神は昨季開幕3連敗を喫した“鬼門”・東京ドームでの伝統の一戦で11安打10得点と大勝した。7年ぶりの8連勝となり、貯金は今季最多の12に増えた。

 初回からマルテの4号ソロで幸先良く先制する。先制すれば、試合前まで15連勝中とあって、球場の虎党は一気にボルテージが上がった。

 さらに、二回は近本が適時打。三回はマルテが来日初の2打席連発となる5号2ラン、大山がチーム今季初の2者連続となる2号ソロで突き放した。

 ただ、先発・西勇が三回に3失点。五回にも1点を失い、今季20試合目でチームとして初めて、先発投手が4失点した。

 それでも勢いは止まらない。1点差となり、嫌な雰囲気が漂う中、六回にサンズが6号ソロ。さらに、七回は2死満塁で虎の得点圏男・梅野が2点適時打を放ち、巨人を突き放した。九回には大山がこの日、2本目となるトドメの3号2ランを放ち、巨人を意気消沈させた。阪神の1試合5発は2019年5月15日の巨人戦以来となった。

 中継ぎ陣は2番手・岩貞が六回を三者凡退で2奪三振。七回を任された小林は先頭に二塁打こそ浴びたが、後続をきっちりと片付けた。4番手・岩崎も無失点投球。最後は今季初登板のエドワーズが1点を失ったものの、締めくくった。

 これで先制した試合は16連勝となり、8連勝は和田監督時代の14年以来、7年ぶり。シーズン20試合目での16勝は2リーグ分立後球団初めて。これまでの最多は08年15勝(5敗)だった。記録尽くめの勝利となった。

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