阪神・サンズが退場 判定不服、球審に侮辱行為 危険球以外ではセパ通じ今季初
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「巨人1-2阪神」(24日、東京ドーム)
ついに堪忍袋の緒が切れた。八回2死走者なし、カウント1-2から鍵谷が投じた外角低めの直球を阪神・サンズが見送る。ストライクの判定で見逃し三振となった瞬間、サンズは激高。ヘルメットを叩きつけて嶋田球審に詰め寄った。この行為が侮辱行為と見なされ、退場処分となった。
危険球以外での退場は両リーグ通じて今季初めてで、もちろんサンズ自身も来日初。阪神の選手が危険球以外で退場となったのは、2018年4月12日・広島戦のメッセンジャー以来となった。
サンズは四回の第2打席でも、外角一杯の直球を見逃して三振に倒れ、球審の判定に怒りをにじませながらベンチに引き揚げていた。あるいは先発・高橋の投球時の微妙な判定が続いたことも含めての“ブチ切れ”だったのかもしれない。