阪神・糸井が10月も好調キープ 2点適時打で今村KO

 5回、2点タイムリーを放つ阪神・糸井=甲子園(撮影・飯室逸平)
3枚

 「阪神-巨人」(2日、甲子園球場)

 阪神が小技を絡めて追加点を奪った。

 1点リードで迎えた五回の攻撃。先頭・小幡が追い込まれながら内角のボール球をうまく合わせ中前に運ぶ。続く西勇は1球で犠打成功。打席には1番・近本。その初球だった。意表を突きセーフティーバント敢行。これが三塁前へ見事に転がり内野安打となった。

 さらに北條への2球目。近本が二盗に成功する。これで今季22盗塁目。盗塁数リーグトップを独走だ。

 結局、北條は四球を選び1死満塁。この絶好機に3番・糸井。ここも初球だった。138キロ内角シュートを中前へはじき返し、2者が本塁生還。貴重な追加点を挙げた。

 「みんながチャンスで回してくれたので、なんとかしたいという思いでした。打つことができて良かったです」

 糸井は8月の月間打率・200と苦しんだが、9月は月間打率・352と復調ぶりをアピール。10月に入っても、前夜チーム唯一のマルチ安打を放つなど打線をけん引している。

 ここで相手先発・今村はノックアウト。代わった宮国にサンズは空振り三振。大山は大きな打球を飛ばしたが、もう一伸び足りず中飛に倒れた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス