まさかの凡戦…エンセン井上が危惧「本物の不良」、浪速の成金TikTokerと激突もまさかの「しょっぱい試合」 会場騒然

 傾奇者(左)を攻める誠(撮影・佐々木彰尚)
 傾奇者(右)に判定で勝利した誠(撮影・佐々木彰尚)
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 「BreakingDown18」(14日、さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ)

 朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントの第18回大会が行われ、エンセン井上が「本物の不良」と危惧した“北九州最強の喧嘩師”の誠と、浪速の成金TikToker、傾奇者が対戦し、判定3-0で勝利した。

 延長なし1回決着ルール。意外にもゴングから慎重な戦いとなり、間合いを計りながらの膠着した状態が続いた。終盤に誠が前に出て決定機がなく終わりを迎え、会場は騒然となった。

 誠は「しょっぱい試合になった。こんな試合でいえることないんですけど、もしよかったら来年福岡大会よろしくお願いします。盛り上げるんで」と、不完全燃焼を滲ませつつ、決めゼリフの「人舐めんなよ、コラッ」で締めくくった。

 前日会見ではフェイスオフでは誠が詰め寄る中で、傾奇者が早めに視線を外して着席。誠は「やっとこの日がきた。明日やるだけ」静かに意気込み、傾奇者は「まあまあ僕も知名度ある人としかやらんと思ってたけど、こいつとだったらやってもええかなと。久しぶりにワクワクしているな」と全身で6000万円だというコーディネートをぎらつかせながら、力を込めた。一発でも手を出したら「試合せん」という傾奇者に誠のフラストレーションは爆発寸前。「試合だけで終わったらいいけどのう」と不敵に予告していた。

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